関西国際空港から淡路島へはバス、電車+バス、レンタカー、タクシー(片道料金2,170円〜28,200円)でアクセスできます。
交通手段を選ぶポイントは淡路島の目的地です。ニジゲンノモリや淡路島北部、淡路島西海岸が目的地の場合はバスおよび電車+バスのアクセスがお得です。
目的地が上記以外の場合はレンタカー。また同行者の健康や予算など特殊な条件の方はタクシーがオススメです。
この記事では、関西国際空港から淡路島の淡路IC(およびバス停)へのアクセス方法、または淡路島から関西国際空港へのアクセス方法はどんな方法があるか時間や費用を比較してお伝えします。
かつて、関西国際空港から淡路島へフェリー(淡路関空ライン)が出ていましたが現在は運行休止中です。また再開したら本記事に追記します。
関西国際空港から淡路島までのアクセス
関西国際空港から淡路島までのアクセス方法は主に4つあります。
- バスを乗り継いで移動する
- 電車とバスを乗り継いで移動する
- 空港でレンタカーを借りて移動する
- 空港送迎定額タクシーで移動する
まずは、交通手段ごとの料金と時間の概要をお伝えします。
関西国際空港から淡路島までの交通手段別の料金概算
4つの移動手段の料金の概算は以下のとおりです。
移動手段 | 片道 | 往復 | 時間 |
---|---|---|---|
バス | 2,500円 | 5,000円 | 1時間37分〜 |
電車とバス | 2,170円 | 4,340円 | 1時間30分〜 |
レンタカー | – | 18,000円〜 | 1時間40分〜 |
タクシー | 28,200円〜 | 56,400円〜 | 1時間40分〜 |
手軽さはバス。安さは電車+バス。目的地によりレンタカー。特殊な事情があればタクシーがベストな交通手段です。
続いて、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく紹介します。
関西国際空港から淡路島へバスを使うメリット・デメリット
乗車時間1時間37分・料金2,500円・のんびり淡路島へ行きたい人向け
- 関西国際空港から神戸三宮:1時間、2,000円(リムジンバス)
- 三宮から淡路IC:780円、37分(高速バス)
関西空港リムジンバスの乗り継ぎ乗車券を買うとバス代がお得になります。
通常、2,780円(2,000円+780円)が2,500円になります。280円(約10%)お得に!バスで淡路島へ向かう人はぜひご活用ください。
※乗り換え時間を含めると淡路島へは3時間前後かかります。
リムジンバス・高速バスで淡路島へ行くメリット
座席に座ってのんびり淡路島にアクセスできます。スーツケースも荷台に預ければ1回の乗り換え時に持ち運びするだけ。
また、リムジンバス・高速バスともに本数が多いのもメリットです。
リムジンバス・高速バスで淡路島へ行くデメリット
三宮で乗り換えをする手間と交通渋滞で大幅な遅れが生じることがあるのがデメリットです。
また、冬季の積雪や台風間近の強風で明石海峡大橋が通行止めになる場合もあります。数年に一度の稀なケースですが念のためお伝えしておきます。
※そもそも、明石海峡大橋が通行止めになると全ての交通手段で淡路島へアクセスできません。
島内の交通手段はタクシー・レンタカー・路線バス
バスで淡路島に行く場合、島内の移動はレンタカー、タクシー、路線バスです。
しかし、ニジゲンノモリ・淡路島西海岸を含む淡路島北部のみ訪れる方は無料シャトルバスを利用するとほとんど不自由なく淡路島観光ができます。
上記以外の施設へ行く方は、公共交通網が不便なのでタクシーや島内でレンタカーを借りるのがオススメです。
>淡路島内の移動手段を解説(準備中)
関西国際空港から淡路島へ電車とバスを使うメリット・デメリット
乗車時間1時間30分・料金2,170円・少しでも安く行きたい人向け
- 関西国際空港から神戸三宮:1,390円、1時間30分(電車)
- 三宮から淡路IC:780円、37分(高速バス)
もっとも安く関西国際空港から淡路島へ行く方法は電車+バスです。
※乗り換え時間を含めると淡路島へは3時間前後かかります。
電車と高速バスで淡路島へ行くメリット
関西国際空港から淡路島へ電車とバスで行くメリットは、料金が安いことです。少しでも安く淡路島に行きたい人は、電車とバスを乗り継いで淡路島へ行きましょう。
※以前は「関空アクセス切符」という関西国際空港と神戸三宮間の割引チケットがあり更に200円ほど安かったのですが、この切符は2023年9月30日で販売が終了しました。
電車と高速バスで淡路島へ行く・デメリット
関西国際空港から淡路島へ電車とバスで行くデメリットは、移動が大変なことです。特に荷物が多い方は、駅とバス停への移動で荷物を運ばなければいけないです。
また、島内の交通手段に不便する場合がある点もご注意ください。
ニジゲンノモリ・淡路島西海岸を含む淡路島北部のみ訪れる方は無料シャトルバスを利用するとほとんど不自由なく淡路島観光ができます。
しかし、上記以外の施設へ行く方は、公共交通網が不便なのでタクシーや島内でレンタカーを借りる必要があり、追加料金がかかります。
>淡路島内の移動手段を解説(準備中)
関西国際空港からレンタカーで淡路島へ行くメリット・デメリット
乗車時間1時間40分・料金18,280円・淡路島を自由に旅行したい人向け
レンタカーを借りた場合の時間は1時間40分〜、料金は以下のとおりです。
- レンタカー代:9,680円、24時間レンタル
- ガソリン代:3,400円、20L利用(170/L)
- 高速代:5,200円、(関空IC‐淡路IC間の往復)
レンタカー代は24時間を想定しているので滞在時間に合わせて料金が増えます。ガソリン代と高速代は、ご案内の価格から大きく外れることはないでしょう。
レンタカーで淡路島へ行く・デメリット
関西国際空港から淡路島へレンタカーで行くメリットは時間と自由度です。
電車やバスは、乗り換え時間を入れると3時間前後かかるので1時間40分で淡路島に行けるレンタカーはもっとも早く淡路島へ行くことができる交通手段となります。
また島内の移動の自由度もレンタカーならではのメリットです。
路線バスやタクシーの時間や料金を気にせず、自由に淡路島旅行のスケジュールを組むことができるのは嬉しいポイントです。
レンタカーで淡路島へ行く・デメリット
関西国際空港から淡路島へレンタカーで行くデメリットは料金が高い点です。
バスまたはバス+電車で淡路島に行く場合と比べ、1万円以上料金が高くなります。
しかし、島内での移動にタクシーを使ったり、乗り継ぎの時間を無駄にしたくない場合は他に選択肢がなく、レンタカーがベストな交通手段となります。
関西国際空港から淡路島へタクシーを使うメリット・デメリット
乗車時間1時間40分・料金28,200円・特殊な条件がある人向け
関西国際空港から淡路島まで神戸MKタクシーが空港送迎定額タクシーを運行しています。
料金は以下のとおりです。
- 淡路市(旧淡路町・旧北淡町・旧東浦町):28,200円
- 淡路市(旧津名町・旧一宮町):32,000円
- 洲本市・南あわじ市:36,600円
タクシーで淡路島へ行くメリット
他人に合わせることなく、プライベート感覚で利用できるのがタクシーのメリットです。また定額なので渋滞回避の回り道をしても料金が値上がりする心配もありません。
特に、足の不自由な方との旅行では乗り継ぎの不安が軽減され快適な旅行が楽しめるはずです。お金は気にしない方にとっても快適に淡路島旅行を楽しむ最適な交通手段となるでしょう。
なお、島内では貸切タクシーを利用して自由に移動することができます。以下に淡路島の貸切タクシーを紹介します。
タクシーで淡路島へ行くデメリット
ほかの4つの移動手段とくらべもっとも料金が高いです。しかし、同行者の健康状態や高額な旅行予算をお持ちの方など特殊な事情の方には最適な交通手段となります。
関西国際空港から淡路島への交通手段のおすすめは
淡路島への行き方の中でオススメは以下のとおりです。
- ニジゲンノモリと淡路島西海岸、淡路島北部を旅行する方にはバス
- 淡路島を自由に移動しながら観光したい方にはレンタカー
- 同行者の健康や予算など特殊な事情がある方にはタクシー
関西国際空港から淡路島への行き方・アクセス方法のご案内は以上です。